前回ブログ「ジェルネイルブランドを新しく創るのは大変⁉-その最適の答えがジャパンケミテックの「プレミアムジェルOEM」⑥」では、
「化粧品として製造・販売するにはどのようにしたら良いのか?」
について、ご説明致しました。
今回の「ジェルネイルブランドを新しく創るのは大変⁉-その最適の答えがジャパンケミテックの「プレミアムジェルOEM」⑦」では、
●成分の安全性はどのようにして確保したら良いのか?
について、ご説明いたします。
ジェルネイルは、「地爪」と言う「人体の一部」に塗布する「化粧品」であることは明確です。
人体に直に接する製品の成分に、多くの方の関心が集まるのは当然のことと言えます。
前回の記事でお伝えした通り、「化粧品」として販売するジェルネイルには、「使用してはいけない成分(配合禁止成分)」「使用して良い色素(法定色素)」など、薬機法の「化粧品基準」による規制の網が掛けられていますが、基本的に配合禁止成分以外の成分の配合については、化粧品製造元の判断で自由に行うことが出来ます。
ただ、比較的自由に成分を配合することが出来ますが、その結果出来た化粧品で人体に対して起こる事故に対しては、製造元が当然に責任を負わなくてはなりません。
もちろん、製造物責任の問題以前に、製造した製品をお使いいただくお客様に事故が起こるようなことはあってはなりませんので、製造元としては、配合する成分には細心の注意を払って処方設計をする責任があります。
ジェルネイルは、ウレタンアクリレートなどの「紫外線硬化樹脂」を主成分とした「人工的に生成された化学物質の塊」です。
その化学物質を、「人体の一部へ直接塗布する製品」がジェルネイルであると言えます。
化学物質は「アレルギーを引き起こす原因物質(アレルゲン)」になり得ます。
この「アレルギー」については、各人が各様にアレルギーに対する感作性をもっているため、化学物質、自然物質に区別なく、全ての人に対してアレルギー反応を0にすることは不可能です。
しかし、配合する成分を考えることで、製品として「アレルギー惹起性」(じゃっきせい=アレルギーを惹き起こす可能性)を「低減させる」ことは可能です。
そのために必要なことの第一は、「配合する成分自体のアレルギー惹起性」の予測です。
化学物質の物性を理解出来する能力があれば、例えば「皮膚感作性」のように、その化学物質のアレルギー惹起性が可視化されている項目がありますので、ある程度の予測が可能です。
次に「使用実績」です。
これまで、化粧品として使われてきた実績のある成分、未だ歴史は浅いものの、20年を超えるジェルネイルの歴史の中で使われた実績のある成分など、既に多くの方に使われてきた実績のある成分は、それなりに安全性が高い(から使われ続けている)と言って差し支えないと思われます。
「アレルギー」に代表される、ジェルネイルの「安全性」については、ジェルの操作性や、カラージェルの色味、パッケージングのデザインなど、視覚的・感覚的にご自身で判断出来る性能と異なり、目に見えず、体感することも難しい、ジェルネイルの処方成分自体がどのような「安全性」を持っているのかを判断するのは、極めて困難です。
とは言え、そこをおろそかにしてしまうと、せっかくジェルネイルブランドを立ち上げても、その製品を使われたお客様の健康を損なうことになってしまっては、新しいブランドの将来は全く覚束ない・・と言うより消滅してしまうのは明白です。
そのようなことが決して起こらないよう、ジャパンケミテックでは、「化学の専門家の視点」「実績ある成分の採用」などの、様々な「知見」と「実績」を組み合わせた社内基準を組み合わせて運用し、更にその基準も日々の変化に対応させ、進化させ続けることで、お客様に「安全なジェルネイル製品」をご提供出来るよう、日々研鑽を続けています。
お客様の「ジェルネイル事業のご成功」の、一番の近道となるように、ジェルネイルOEM製造サービス「プレミアムジェルOEM製造」をご利用いただけましたら幸いでございます。
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